◆◆◆巻いたり折ったり吊したり
◆◆◆折り紙や千代紙が大活躍
◆◆◆簡単・華やかなお正月飾り

紅白の折り紙で、可愛いお正月飾り

クリスマスが終わると新年を迎える準備も本格的になります。
門に飾る「門松」や玄関や入り口などに飾る「しめ飾り」
神仏に備える「鏡餅」。
一般的に26日頃から飾りはじめますが「八」が末広がりで縁起が良いため
28日が最適とされることも多いようです。
逆に「九」が「苦」につながる29日は避けることが多く
31日は葬儀と同じ「一夜飾り」になるのでこれも縁起が悪いとされます。
せっかくだから縁起を担いで26~28日、または30日に飾りたいですね。
今回は、お正月飾りの中でもお部屋に飾る鏡餅に折り紙や千代紙を使って
簡単にひと手間加えてみました。
紅白の折り紙で、可愛いお正月飾り

紅白の折り紙や千代紙で統一するとお正月らしくまとまります。
●鏡餅の豆知識
【鏡餅の飾り方】
鏡餅は三方と呼ばれる白木の器に
半紙を敷いて裏白と呼ばれるシダの葉や
昆布、串柿、御幣または四手などを飾ります。
飾り方は地域や時代によって少しずつ変わります。
基本をおさえていれば、アレンジは自由とのこと。
形にとらわれず、気持ちを込めて飾りたいですね♪
【それぞれの飾りの意味】
・裏白…長寿と夫婦円満
・橙…代々栄える
・昆布…喜ぶ
・串柿…幸運を取り込む
・御幣又は四手…四方に大きく手を広げ、繁盛するように
紅白の折り紙で、可愛いお正月飾り
飾り方の基本を抑えつつアレンジしました。
半紙の下に紅白の折り紙を敷き
同じ折り紙で四手を作って飾ってみました。
それだけでグッと華やかに。
紅白の折り紙で、可愛いお正月飾り

(左)こちらはキッチンペーパーの芯に和紙を巻いて紐で留め、
折り紙や千代紙を貼付けた飾りと、空き瓶に折り紙を巻いて紐で留めただけの花器に
お花を生けてみました。
(右)千代紙を花や紅葉の形に切り抜いて紐でつなげた飾りや
折り鶴を折って吊るすだけで壁もこんなに華やかに。
子どもと一緒に折り紙を折ってお正月の準備をするのも楽しいものです。
フォトスタイリング&撮影
フォトスタイリスト 貝賀亜由美