年末になると
お正月用のお花が出回ります。
すでにアレンジされていて
花器に入れるだけのものもありますが
和紙を使って和テイストの
フラワーアレンジを
自分なりに作るのも素敵です。
華やかな色の多いお正月花ですが
今回はあえて真っ白なお花だけで
まとめてみました。
まっさらな歳を迎えるときにふさわしく
心も洗われる気がします。

和のテイストにしたいのでベースはキューブ型など四角形にします。
素材は、ガラスでもお菓子やジュースの空き箱でもＯＫ。
中に空き瓶を入れるなどして水を張れるようでしたら大丈夫です。
その他、和紙、セロテープ、水引（リボン）を用意します。

１．器を作ります。
ベースとなる入れ物の高さに、内側に折り込む分（３cmくらい）をプラスして和紙を折ります。
薄手の和紙は２～３重になるように重ね、ベースの器に巻きつけます。最後に折り込み分を内側に入れ、セロハンテープなどでとめます。
２．器の真ん中の位置で水引（リボン）を巻きます。
３．まず、クッションとなるような葉物を入れていきます。
今回は、ちょっと五葉松みたいに見える(!?)ミリオダグラスという葉を使いました。
ボリュームがある葉物を使うと、花留めがしやすくなります。
松、ヒバ、スギなど、針葉樹などを使ってもよいですね。
器全体に入れます。上からみるとこんな感じです。

４．お花を入れます。
純白のチューリップとアルストロメリアのキッスを使いました。
先ほど入れたミリオダグラスの間に入れていきます。
ポイントは、花も葉物も垂直に真っ直ぐに入れることです。
５．全体に花が入ればできあがり。
あまり横に膨らまないように、また、丸いドーム型ではなくフラット気味にすると、
ＺＥＮスタイル風な和の雰囲気になります。

テーブルに飾りましょう。

和紙の雰囲気を変えると全体が変わります。
模様のある手すき和紙は、華やかな感じになります。

こちらは華やかな雰囲気ですね。
紙を変えただけでこんなに表情が変わります。