◆◆◆Chinese New Yearを祝う
◆◆◆赤が基調のティーパーティ
◆◆◆縁起物づくしで気分も上々

暮らしのセレクト便メンバーの2人が
現在シンガポールに住んでいます。
出会っていることは、偶然ではなく必然?
2人が共に同じ国に住んでいる時期は
決して長い期間ではないことを思い
各個人のクリエイティブ活動とは別に
マーライオンチームとして
多国籍国家シンガポール便りを
4回シリーズにてお届けすることにしました。
コラボ企画・シンガポール便り~その1 旧正月のティーパーティー
いろいろな民族で構成されているシンガポール。
小さな都市ですが、そこには、チャイナタウン、
インド人街、アラブ人街など、
特色のある街並みがところどころにあります。

チャイナタウンの大半はショップハウスといわれる建物が並んでいます。
壁や窓枠の色に赤が使われているショップハウスも多く、
中華系の色彩がより強く見られます。

中国茶のお店やフカヒレ、ツバメの巣など中華料理の素材を専門に扱う店、
老舗の菓子店、レストラン、おみやげ物屋さんなどでいっぱいです。
一年中、観光客や地元中華系の住人の人々で賑わっている街ですが、
旧正月を迎える一カ月ほど前になると、よりいっそう賑わいます。
おみやげ物屋さんには、縁起物のお正月グッズが並べられて、
眩しいくらいにきれいです。
お正月といっても、シンガポールは常夏ですから、
30度近い気温に加えて、人の熱気で、
チャイナタウンは、「暑い!熱い!」街になります。
第一回目は、その中国の旧正月がテーマ。

シンガポールは、淡路島と同じ面積しかない小さな国家。
その7割が中国系の人々です。
そのため、1月1日よりも中国暦(旧暦)2月10日の(旧)正月を
Chinese New Year(春節)として盛大にお祝いします。

今回は、近くの小さなChinese Gardenでささやかなティーパーティを演出してみました。
コラボ企画・シンガポール便り~その1 旧正月のティーパーティー

人々はランタンを作って華やかな雰囲気を創出。
こうして吉祥、邪気払いを行います。
ランタンは一般的に紙でできていますが高級な布製もあります。
無地のもの、文字がはいっているもの、柄入りのものを飾ってみました。
コラボ企画・シンガポール便り~その1 旧正月のティーパーティー
中国では、赤は吉兆や財運を意味する色とされています。
一年の運を呼び込むための飾り物が
赤を基調にしたものが多いのもそのためです。
コラボ企画・シンガポール便り~その1 旧正月のティーパーティー

魚の飾りも飾ってみました。
魚の発音は、中国語で「余」と同じです。
「余裕がある」ということにつながるため魚は豊かさの象徴です。

福という字を逆さまにあしらった大きなステッカーや切り文字もあります。
これは「倒」という字が「到」と同音で、「倒福(福が逆さま)」=「到福(福が来る)」という
中国流の縁起担ぎです。
コラボ企画・シンガポール便り~その1 旧正月のティーパーティー
テーブルにランタンなど縁起物を飾って
ティーパーティを楽しんでみました。

縁起物のオンパレードで、気分も盛り上がります!
合同フォトスタイリング&撮影
フラワー&フォトスタイリスト 海野美規 お茶時間コーディネーター&フォトスタイリスト 倉橋由利子