◆◆◆お花屋さんでの花選びが楽しい季節です
◆◆◆可愛くアレンジするには
◆◆◆花選びにコツがあるんです

花の可愛さと香りに誘われて手に取ってみたものの、
あれもこれもと迷ってしまい、
「自分で花選びをするってけっこう難しい・・・・・・」
そんなふうに思った経験はありませんか?
そこで、花屋さんで自分で花選びをする手順とコツを、ご紹介したいと思います。
☆1☆ 主役の花を決めましょう

難しく考えることはありません。
花屋さんで一番先に「あっ!これキレイ」と目に飛び込んできた花を選んでくださいね。
今回は、春らしいラナンキュラスを主役にします。
淡くパープルがかった、品のいいラナンキュラスの魅力が活きるよう、
「甘く優しい」をキーワードに、
脇役となる花を選んでいきましょう。
☆2☆ 脇役は主役の魅力が引き立つ花を選びましょう
先にちょっと失敗例をご紹介します。
悪くはないですが、
ガーベラはラナンキュラスと同じくらいの大きさで
丸い形も似ています。
またラナンキュラスの「甘く優しい」に対し、
ガーベラは元気なイメージ。
なんだか、両方が「私こそ主役!」と競い合っているように見えませんか?

ラナンキュラスよりずっと線が細く、花の形も色も異なります。
優しげな雰囲気がラナンキュラスとよく合い、
ラナンキュラスより目立つこともありません。
つまり脇役を選ぶコツは、
・雰囲気は、主役と似ているもの
・形は、主役とは違ったもの
を選ぶことです。
☆3☆ クッションとなる脇役を選びましょう

花と花をぎゅっとくっつけると
丸い形がいびつになってしまいがちです。
そこでラナンキュラスとラナンキュラスの間に、
クッションのように白いスイトピーをいれましょう。
コツは、主役よりも少し低めに、間を埋めるようにすることです。
主役と主役の間に隙間が生まれ、
アレンジにふわっとした空気感がでてきますし、
ラナンキュラスの花が開いてきても、窮屈な感じになりません。
☆4☆ 脇役にグリーンも加えましょう

お花の魅力がいっそう引き立ちます。
甘く優しいラナンキュラスに、強すぎる色のグリーンは似合いません。
シルバーグレーのダスティーミラー(シロタエギク)を
アレンジの一番外側に、控えめにいれましょう。
これでアレンジメントの完成です!