『キモめし』　歯のチョコ風スイーツ

感無量です！編集の方をはじめとする『キモめし』に関わって下さった全ての方、その前段階で色んなアドバイスをしてくださった先生方、お教室の生徒さんたち、応援して下さった友人知人…たくさんの方への感謝の気持ちが溢れまくってとまりません。そして試食に何度も何度もつきあってくれた家族に有難うと言いたいです。

『キモめし』　ミミズゼリー

出版することに決まったのが7月末、発売日が10月4日というスケジュールだったので、時間がなかったので物理的に大変でした。8月はお家にこもって料理を作っては撮影・・・の繰り返し。

夏休み、子どもの部活などがあるためどこにも行かない予定だったのが功を奏しました。たぶん1週間海外旅行！的な予定を組んでたら実現できなかったです。

『キモめし』　表紙撮影風景　カメラマンさんに撮っていただきました

表紙と最初の導入ページの数ページと目次の画像はカメラマンさんが撮影して下さっていますが、他は全部私が撮影しました。

フォトスタイリングでは、習っていると「ブラックファイル」という作品ファイルを作ります。今回の書籍では、その作品ファイルの作品がたくさん掲載されています。書籍用に新しく撮り直した作品もありますが、作品を作りためておかなかったら、2ヶ月という短い期間では作れなかったと思います。

『キモめし』　蛍光スカルゼリー

本作りに入ってしまってからは無我夢中だったせいか、振り返ると「楽しかった」充実感しかない気がします。むしろ大変だったのはフォトスタイリングを通い始めた最初の頃だったのかもしれません。個人的に一番苦手なのがＰＣ作業なのですが、そういう作業は全てお任せで進めて頂けたのが大きかったです。

小学校の時にカナダで本場のハロウィンを経験して以来、スイーツいっぱいの楽しい仮装イベントの虜に。帰国してからもまだ日本で「ハロウィン」というイベント自体が認知されていない頃から友人を誘って仮装して六本木あたりを練り歩いて酔っ払いに絡まれていました（笑）

もともと白より黒、キュートよりクール、善良そうな人よりちょっとワルそうな人が気になります（笑）（ディズニーランドも一番好きなアトラクションはホーンテッドマンション）

元来がそういう趣向なので、ちょっとダークで謎めいた怖いイベントであるハロウィンは大好物！しかもハロウィって1年に1度、大人も奇妙奇天烈な格好をしていてもＯＫな日。いわば何でもアリな日ですよね。そんなハレの日に気味の悪いスプラッターな料理が並んだホラーな食卓を皆で囲むなんて最高に素敵じゃないですか？！

ひき続き「食」の仕事に携わって、もっと世の中の役に立てるような「何か」を探していきたいです。

大きなポイントは２つあります。1年以上前からまあさっちん先生のセンスに魅力を感じていたことと、料理本として新しい価値観を提供できる本だと思ったことです。

◆まあさっちんさんの魅力は？
惹かれるところはたくさんありますが、この本に関連する内容にしぼってお知らせします。

日本人には珍しい感じの素晴らしいビジュアルセンス。おしゃれ感がありながらキモくて怖いビジュアルを作り上げるのがとてもお上手だと思います。

書籍『キモめし』は製作期間がとても短く、まあさっちん先生にご苦労をおかけすることが多々あったのですが、どんな時も快くご対応いただけて、本当に熱意のある方だと感じています。この短期間で書籍を完成することができたのは、まあさっちん先生の熱意があったからこそ、と思います。そんなまあさっちん先生だからこそ、私も頑張ることができました。

接する機会がふえていくたびに、心がきれいな方だなと感じることがよくありました。平たく言えば優しくて、思いやりがあるということですかね。スタッフにも、読者にも、私にも。そんなまあさっちん先生が大好きです。機会があれば、また一緒に何か作り上げられたらいいなと既に思っています。

◆ありがとうございました！